余りすぎ…恵方巻きの材料、豚の飼料に まだ多い食品ロス
節分の縁起物「恵方巻き」について余剰品の大量廃棄に問題意識が高まりつつあるなか、早くも節分当日の3日、余った食材が再処理施設に集まっていた。
廃棄食料から豚の飼料を作る「日本フードエコロジーセンター」(相模原市中央区)では午前から、店頭に並ぶ前に食品工場で余った酢飯や卵焼き、のりなどが運ばれた。
昨年よりは減少したが普段の倍近くのご飯ものの廃棄量となり、4日以降も売れ残った品々が運び込まれると予想される。担当者は「意識は高まっていると思うが食品ロスはまだ多い。
社会全体で考えていかなければ」と話す。