歩行者はね1人死亡させた90才老害、赤信号無視だけでなく過去に複数回事故を起こしていた
茅ヶ崎署は、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で調べている。調べに対し、女は「赤信号と分かっていたが、行けると思った」などと話しているという。
同署は、女の運転に何らかの問題があったとみて捜査を進める。一方で、女が3月の免許更新時に受けた認知機能検査では、判断力や記憶力に異常は見つからなかったという。
女と同居する長男(62)は読売新聞の取材に対し、「母は高齢なので運転をやめるよう言っていた。免許を更新させなければ良かった」とうなだれた。
長男によると、女は過去に複数回にわたって物損事故を起こしていたという。長男は「『これが最後だ』と免許を更新していたが、そのときに止めていれば良かった。被害者に申し訳ない」と声を振り絞った。