「誘われる女が悪い」だと?悪質!男性上司の「卑劣なセクハラ」実態 - 文・オリ子 | ananweb - マガジンハウス
2019年4月から働き方改革関連法が施行されますが、みなさんの周りでは、働き方改革は進んでいますか? あからさまなパワハラ、セクハラに対しては比較的目が厳しくなっていますが、いざ男と女が1対1になると、いろいろなことが繰り広げられているようです! 今回は、anan総研メンバーに聞いたセクハラ実態をご紹介します!
文・オリ子
【アンアン総研リサーチ】
枕営業って本当にあるの!?
anan総研調べ。
なんとこのご時世においても約30%が枕営業に誘われたことがあるという回答に! いったいどのようなシュチュエーションで起きたのでしょうか。リアルな声をきいてみました!
最低! 上司からが意外に多い?
現代もまだいたクズ上司セクハラエピソード
「仕事の上司から、『次の仕事を君に任せたいから、打ち合わせがしたい』とメールがあり、『ぜひ、お願いします!』と返信したら、『ホテルのロビーに集合でいい?』と言われた。断ったら、翌日から仕事場で無視され、その仕事が終わる時に、『お前みたいな女は絶対成功できない』と言われた」(33歳・その他)
「数年前の話ですが、上司から『ラブホ行こうよ〜』と軽いノリで言われました。飲みもサシで誘われたので、一度は行ったもののさすがに2回目は怪しく思い断ったら、その翌週に朝一で呼び出されて、上司の言うことを聞かないのはあり得ない、という趣旨の説教を1時間受けました。その後、そのことをその上の上司に報告したら、『誘われる女が悪い』と言われたことを鮮明に覚えています。大手企業ですが、その会社は1年弱でやめました」(33歳・会社員)
パワーを利用して部下と肉体関係を持ちたいと、ありえないことを考えている上司はいまだにいるようです。最近では、パワハラ、セクハラに対しての制裁がかなり厳しい社会になってきているので、それに気づいて少しは変わってきてほしいですよね。
最後に、実際に誘われてセックスしたことありますか!?
誘われて断っている人が圧倒的ではありますが、約10人に1人は性行為に至っているという結果になりました。また、一度で終わらず何度もしているという回答も! お互い了承のうえで良い関係になっているなら良いですが、少し続きが気になるところですね。
しっかり声を上げることも大切に!
社会でいろいろなことが叫ばれていても、男と女が2人きりになると状況は複雑になってしまうこともあります。最近はさまざまな方面で女性が声を上げやすい環境を整える取り組みが行われています。今後、セクハラに遭う人をなくすためにも、また権利を対等にするためにも、何かあれば大きく声を上げられる社会になってほしいですね。いずれにせよ、自分の身を守る方法を知って、Noとしっかり言える人間としてたくましく生きたいものです。
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