ティッシュは半分ずつ…アラサー女子が不快に思う「他人のケチ行動」 - 文・harako | ananweb - マガジンハウス
世間体は気にするけれど、ぶっちゃけひとりの時は節約しまくり! こそこそ隠れてしているanan総研メンバーのドケチエピソードを教えてもらいました。
文・harako
【アンアン総研リサーチ】
正直、ケチの自覚はありますか?
本題に入る前に、「自分はケチだと思いますか?」という質問をしてみたところ……。
1.はい(51%)
2.いいえ(27%)
3.どちらとも言えない(22%)
ほぼ半数の女性がケチと自覚していることがわかりました。とはいっても、節約するのは「お金」だけではなく、無駄な「時間」を使いたくない、「物」を大切にする、日頃の「食事」にこだわるなど、ただのケチではない彼女たちなりの節約に対する考えが見えてきました。
ジャンル別! ケチエピソード4つ
では、具体的なエピソードをジャンル別に聞いてみましょう。
【お金】
「お風呂はなるべくジムで入る。おかげで2人暮らしなのに、水道代が2か月で2000円台や、ガス代が1か月2000円台という破格の時も…(笑)」(30歳・自由業)
「スーパーに入ったらはじめに見切り品コーナーから見て、そこに売っている野菜から献立を決める」(28歳・主婦)
「アマゾンで激安アイテムを見つけるのが好き」(35歳・公務員)
【衣類・物】
「ほしい物は人に買ってもらう」(28歳・自営業)
「基本的に物はほぼ買わない。ケチというよりかは、ものが増えて、家が汚くなることを恐れている」(30歳・会社員)
「10代や20代の頃の服を普通に着ています」(31歳・専門職)
【時間】
「エレベーターは階数を押す前に閉まるボタンを押して、時間を少しでも節約する」(32歳・専門職)
「待ち合わせに遅れる連絡が直前すぎることが何度も続くと、こちらが暇だと思われているとバカにされている気分になる。どんな人にも時間は平等だから 相手の時間も尊重するべき」(33歳・会社員)
「合わない人・慣れない人と過ごす時間をなるべく避ける」(30歳・会社員)
【食事】
「お酒も飲まないし、トイレで流れるだけのご飯は、旅行時のインスタ映え目的くらい」(30歳・自由業)
「飲み会の幹事を買ってでて、予約ついでと見せかけてTポイントやPontaをためまくる」(22歳・大学生)
「社員におごる金額を活躍度合いで変える」(28歳・自由業)
出てきました〜! これぞ、アラサーケチ事情。やはり、「ケチ=お金」だけではなさそうですね。確かに、激安のものを買うのが好きという方もいますが、部屋が汚くなるのを恐れて物を買わない、仕事に協力してくれる度合いを見て食事を奮発するかしないか判断、合わない人間関係には時間を使わないなど、それぞれの “削減基準” があるようです。
友だちや知り合いのケチをタレコミしちゃう
今度は、他人について。内心、ケチだな〜と思いながら見ていることって……?
「1円単位で割り勘する。靴は底が透けるまで履き続ける」(22歳・大学生)
「50円値引くのに30分使う人」(32歳・会社員)
「洋服やコスメを人からもらって生活している人。口癖は『頂戴頂戴! 一緒にご飯いこ!』。結果、奢るはめになる」(34歳・会社員)
「ティッシュを0.5枚ずつ使う」(24歳・会社員)
「電車移動で、早く行けるほうを選ばず、時間がかかっても安い料金で行こうとしている人。地下鉄+JRの方が早く着くのに地下鉄だけで乗り換えたほうが少し安いからか、時間がかかるのにそっちの行きかたをすすめられました」(30歳・公務員)
「スーパーで同じ食べ物でもおいしそうなほうで選ばず、とにかく安い値段の物を選ぶ人。安いけど明らかに身が小さいものや、色がきれいじゃない果物は、おいしそうな物を選びたいです」(30歳・公務員)
「彼の家に泊まりに行った時、シャワーは3分までにしろと言われたこと」(33歳・その他)
自分の中でケチるのは良いけれど、全く価値観が違うケチを押し付けられると、周りの人は不快な印象を与えているかもしれませんね。気をつけましょう。
71%が、堂々とケチで通します宣言!
「自分がケチなことは、バレたくないですか?」という質問には、「はい」が29%、「いいえ」と「どちらとも言えない」を合わせると71%という高数字なりました。
こっそり秘密で節約しているわけではなく、オープンにしている女性が多いようです。賢いやりくり上手の範囲で、ケチのスキルを磨くのもアリかも!? そんなアラサー女性の裏側を知るリサーチ結果となりました。
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