【ブラック企業大国日本】約6000事業所のうち4200事業所で違法残業や賃金未払いの法令違反…外国人技能実習生が働く事業所で発覚
厚生労働省は20日、2017年に実施した外国人技能実習生が働く事業所に対する調査結果を公表した。
調査した5966事業所のうち、約7割の4226事業所で違法残業や賃金未払いなどの法令違反を確認した。前年より5.5%増え、4年連続で過去最多を更新した。
外国人実習生への不当な扱いが後を絶たず、厚労省は監督指導を強化する。
厚労省は外部情報などをもとに法令違反の疑いがある事業所に立ち入り調査などを実施。
違反が見つかった場合は改善するよう指導している。