【デブの走馬灯】事故の直前ってホントに世界がゆっくり動くんだよね。世界が廻って色々思い出してたら背中に衝撃を受けた→検査の結果異常なし!カワサキに乗っててよかった…
当時、33才で設計事務所だったので役所に行くときなど駐車場を探すのが
面倒くさいため バイクで仕事をしていた。
その日は差し替えの図面を役所に持っていく予定だった。バイパスの変形の
交差点で最前列で止まり信号機が変わるのを待った。向かい側の右折の待機
レーンには軽トラが最前列に止まっていた。
信号が青に変わって発進。斜めの交差点なので加速が適度に乗って交差点を
通過するかと思っていたら 軽トラが突然加速して横切った。
事故の直前ってホントに世界がゆっくり動くんだよね。フルブレーキングし
ても何か滑っているような感触、軽トラの次にいた軽自動車の女の子と目が
合う。おどろいたような顔が見える。軽トラの爺さんはこっちを見ていない。
吸い込まれるように軽トラの左前の部分に前輪が接触。めり込むような感触
がして上に跳ね上げられる。ゆっくりと世界が廻って、なんかいろいろ思い
出していたら背中に衝撃を感じた。目の前には青い空が広がっていた。
がついた。ゆっくりと起き上がって自分の体がどうなっているのかを確認し
た。
特に手足も折れている様子がなかったので、荷台に座ったままフルフェイス
のヘルメットをとって、そのとき初めて廻りをみまわした。
全員こっちを凝視していた。すげー恥ずかしかった。
荷台から降りると爺さんがオロオロしてた。爺さんも怪我はしていないよう
だった。バイクは軽トラに突き刺さっていた。助手席の角はひしゃげて左前
輪はあらぬ方向に曲がっていて 完全に廃車。バイクもフロントフォークが
曲がりラジエーターに接触していた。
そのころ体重が120キロくらいあって、乗っていたバイクも重量級だったの
で合計450キロくらいだったので、軽トラに押し勝っていた。4メートルほど
押し返していた。
そのころ携帯電話も普及していなかったので、バイク屋にバイクの回収を頼
むのと自宅に迎えに来てくれるように電話するために交差点の近くの店に電
話を借りにいった。
ら先に病院に連れて行かれたらしい。
救急隊員は軽トラの下を覗き込んだり、廻りを見回して何か探しているよう
だった。
「あ すいません それ俺のバイクです。」
「君、だいじょうぶ・・・」
ふりむいた隊員さんが1mほどひいた。
そのころターミネーターにはまっていた俺はデブの癖に筋肉鍛えてコスプレ
でバイクに乗っていたので、どんな風に映ったのだろうか? 隊員さん固ま
っていた。とりあえず病院で検査をといわれ救急車に乗ったのだが、野次馬
がたくさん集まってきて恥ずかしかった。
バイクも廃車として処理され中古で70万で買ったバイクは査定で120万
の値段がついた(バイク屋さんが保険屋に旧車本を見せたお陰)。
同じバイクの新しい型を買うことができました。
廃車にしたバイクも部品とりとして友人に譲ったら、「フロントフォークとタ
イヤの交換で大丈夫だった。」復活させていました。
修羅場だったのはぶつかる瞬間が異様に長く感じたとき。ああ俺はタヒぬんだ
と覚悟したときです。
無事で良かった
本当に良かった
Z1300 買い換えたのはZG1300
カワサキはとても丈夫ww
131 :鬼女の浮気速報 2014/11/19(水) 11:56:24 ID:OrPcI1L1.net
> そのころターミネーターにはまっていた俺はデブの癖に筋肉鍛えてコスプレ
> でバイクに乗っていたので、
ちょwww
どっちかっつーと世紀末ヒャッハーの紛い物みたいに映ったかもなw